視野を広く持つこと

視野について、注意していただきたいのは女性の皆さんです。
あるテレビ番組で行っていた実験では、女性は往々にして、運転中に自分の手前しか見ない傾向があるという結果が出ました。
男性の場合はもう一歩先を見て運転しており、眼球をよく動かしていました。
つまり注意している範囲が広かったのです。
女性の場合は比較的近いところにある障害物などに気を取られ、しかもほぼ一点に近いところを見る傾向でした。
やはり、手前のものばかりに気を取られていると、不測の事態に対応ができなくなるのです。
道路上は危険がいっぱいです。
様々なことを想定し、運転中にも広く情報を収集することが大切なのです。

また、交通事故を起こしかけた時の対応についても柔軟に考えてみてください。
例えば、交差点で横からきた車にぶつかりそうになった時、「危ない」と思わずブレーキを踏んでしまいがちですが、横から車がきたのですから、アクセルを踏み、その場から早く立ち去れば、横からきた車ですから、ぶつかることはないのです。
視覚視野を広く持つのはもちろんのことですが、このように柔軟に対応できるようになるという意味でも、視野を広く持って、交通事故を回避できるようにしましょう。